カテゴリ:水素治療
水素治療編7<国際水素医科学研究会主催の最新水素研究2024>
国際水素医科学研究会主催の最新水素研究2024に参加してきました。
水素に関する医学領域での最新の知見やタイでの水素治療への取り組みに関する発表があり、とても勉強になりました。
当院でも2023年5月から水素ガス発生器を導入し、水素治療を開始してきました。
今は水素水、サプリメント(ヒト用、動物用)、水素発生体を用いた水素浴・水素吸入を治療のひとつの選択肢として提案するようになっています。
実際の症例のデータが集まってきたらシェア致しますね。
講演の内容をメモとしてこちらで共有したいと思います。
いずれもヒトの医療での知見になるのでそのまま動物に外挿できるものではありませんが、
動物にも応用していけるかもしれない、という希望にはなると感じました。
・水素治療の併用でがん患者さんの5年生存率が70%以上に向上
この治療は水素単独での治療ではなく、がん免疫サイクルを理解した複数の治療の組み合わせの成果であるという点に注意が必要ですが、
この患者さんにはがんの転移が認められるステージ4が多く含まれているデータということに驚きました。
残念ながらまだ犬や猫では使えない薬も含まれており、そこをどのようにクリアしていくことは課題ではありますし、まずは標準治療を優先すべきという点は間違いありませんが、治療の可能性が拡がる内容でした。
・緑内障や黄斑変性症の治療
水素を用いることで網膜の血流が回復し、治療に用いる注射や薬剤が減らせる、治療効果が上がるという内容でした。
その講演後、水素サプリメントを使用している当院の従業員と話をしていたところ、昨年の健康診断で視力が0.9だったが、今年は1.2になっていたという話題になり、これも水素の効果の可能性を考えてもよいかもしれない、と感じました。
(飽くまでも「可能性」という話ですが。)
・放射線治療の副作用軽減に水素が役立つ
これもまだ症例数が少ないので統計学的に有意である、というところまでの情報ではありませんが、水素の可能性を感じた話でした。
水素は正常細胞の細胞障害を軽減し、がん細胞への細胞障害に対する防御力はないということでした。
病気の治療を実施する際、水素治療単独で大きな成果を得ようとするのは間違いです。
水素は活性酸素を除去し、それによって様々な効果を発揮しますが、
大元である活性酸素を発生させるものに対してもアプローチせずには最大の効果を発揮させることはできません。
活性酸素を発生させるもの、言い換えればこれは習慣です。
- 食生活
- 睡眠
- 適度な運動
- ストレスケア
- 身体を温めること
これらを大事にすることも同時にとても重要と再認識しました。
動物と飼い主の両方に水素治療を提供できるよう努力を続けたいと思います。
水素治療に関心がある方や、自分の生活に水素を取り入れたいと考えている飼い主の方は、お気軽にお問い合わせください。
また、当院が運営するオンラインストアもぜひご活用ください。
カテゴリ:水素治療
- Powered by PHP工房 -